グァタパラ新聞2025年3月号
- akanemimi
- 4月1日
- 読了時間: 9分

林さんのお家のコーヒーの木

修復して民宿に予定の古民家
文協2024年度定例総会
会館入口に大きなガラスドアが近日に取り付けられ、天井の中央部分も設置される中、グァタパラ農事文化体育協会では、去る2月22日土曜日に2024年度定例総会を開催した。
議長に松田信義、井上操の両氏が任命される。書記に池津純一、多田豊希の両氏、議事録署名人に白水信祀、茂木庄二の各氏。
当日出席者42名、委任状21名で合計63名。
第一、二、三号議案の総会資料はポ語のみであり、資料どうりの原案で承認され、第四号議案のその他の件で:
一、卒寿者(九十歳)と傘寿者(八十歳)も祝うとする。
一、ウニメジ加入者の年齢が高齢化しており、今後加入する場合は若い世代の人も共に加入するとする。
一、移住地在住の三十五歳以上の方々に、独身であっても文協会員に入会して頂く様に、出席者の過半数挙手
で認められる。
一、市役所では、3月内に移住地教会横の、元診療所を改造して安置所が出来上がるので、その命名をもとめられたのを文協三役に依頼する。
役員並び監事改選では、推薦委員会(黒沢公晴、近藤雄大、上原康司、池津純一、白水信祀)提出の推薦状を読み上げた(敬称略)
会 長:高木 ウイルソン
副会長:海老沢 光次郎
会 計:山口 セルジロ
財務委員+三役:松田信義、藤山実、吉岡美津子、茂木庄二、白水信祀、高木陽二。
水道委員会:吉永隆文、田中信行、茂木庄二、上村丈吾。
教育委員会:井上千枝、佐伯美智代、カーロス・ノマ。
各区総務委員:A区・黒沢公晴、B/C区・近藤雄大、Ⅾ区・佐伯博幸、E区 ・上原康司。
【監事選挙結果】
代表監事:鈴木清彦 44
監 事:斎藤長一 43
監 事:池津 純一 36
補充監事:新田孝二9,真名子和博7,大津敏一5.
【選挙管理委員会】
委員長:松田信義
委 員:多田豊希、上田洋希、上村丈吾、竹中順市。
新役員が一堂に会して、高木ウイルソン会長が挨拶後、拍手を持って声援する。
婦人会2024年度定期総会
去る2月23日、午後2時よりグァタパラ婦人会の定期総会 が開催された。
渡辺千代子会長の挨拶後、議長に佐伯美智代氏、書記に落合としえ氏が務めた。出席者19名。
第一号、二号、三号のその他の件が上程された。
2024四年度の役員氏名(敬称略)
会長:渡辺千代子、副会長・落合としえ、
会計:井上美紀子。
監事:高木敏江、新田和美。
2025年度の役員(敬称略)
会長:林 緑、副会長・鈴木 千代子、
会計:大津 みどり。
監事:井上 美紀子、吉岡 美津子
現在の婦人会員数23名。
文協第十一回定例役員会 2025.2.1
経過報告
1月1日 新年会、成人式。
1月4日 正月野球
〃 モジアナ砂取り業者が入金される。
1月15日 サンマルチィーニョ製糖会社より昨年度の差額代金第一回目28.100.69レアイス
入金される。
1月21日 続木ケンジ氏と会議。
1月22日 建築家が運動場への訪問。
1月25日 カンポリンポ日本人学校関係の 方々の訪問。
1月29日 監査。
協議事項
・総会月日は2月22日に決まる。
・三役と財務委員会を一つの委員会にしては?
・財務からの推薦委員・白水信祀、管理委員・上田洋希。
・テクノス社との貸地契約の2032年を2040年に変更する。
・テクノス社としては現在貸地している土地を購入希望あり。
・会館改修について。
自由市場 2月16日
快晴で浮雲が一、二ヶ散歩する程度の開催時であった。
蝿対策にイベント会場を、高木ウイルソン会長の寄付された寒冷紗を張り巡らすためのワイヤーを近藤四郎氏の寄付と、それを固定する桟板を吉岡美津子氏等の三氏から協力され、出店されている人々の手で設置するが、多くの事は野球部員の多大な協力そのものであった。
出店は10店で16名の参加者である。暑さ対策に扇風機が風を送っていたが、それでも暑い一日であった。
今回も各店の品々を重複をいとわず記す。
マンジョカ、ジャボチカバ、バナナ、ネギ、蔓紫、オクラ、レモン、ニンニク、潰しニンニク、里芋(赤芋)、牛蒡、レモン、茗荷、オクラ、バナナ、ウリ漬、茗荷甘酢漬、ミソ漬、おこわ、シュークリーム、エプロン、化粧品入れ、信玄袋、カリントウ、摘み饅頭、焼饅頭、蒸し饅頭、鯛焼き、ワッフル、輪切り寿司、福神漬け、花ウメ、アバカテ、ピタイア、白卵、天プラ、ギョウザ、肉マン、冷凍ナットウ、プッセイラ、イアホン、アバカテ、カリントウ、味付シメジ、ミソ、生シメジ、輪切り寿司、おにぎり、梅干しご飯、カレーライス、手提げ、フキン、手提袋、ススピーロ(緑茶、マラクジャ、レモン、コーヒー味等)、パリャ・イタリアーナ、和風ゼリー、モリョ・デ・ピメンタ、ブリガデイロ、コシンニャ、エスフィファ、エスペット、手巻き寿司、詰合せ、げんき寿司、ノート、付箋(色付き)、ペンシル、冷やし中華、弁当、焼ソバ、ギョウザ、焼饅頭、蒸し饅頭、ショウガ菓子、クキー(漢字入り・幸、健、友、愛等の漢字)、おにぎり(梅干し、マグロ、
塩味)、おにぎらず、パステール、ブルーチェ、モチアイス、鉢置き台、輪切り寿司、カキモチ、味付ラッカ、カリントウ、焼饅頭、蒸し饅頭、モチ、羊羹、ギョウザ、肉マン、寿司、コロッケ、ウドン、アゲ、ラッキョ漬、福神漬け、栗、アバカテ、ピタイア(ゴールデン、白、赤)、竜眼、ピタイア・ジュース、ピタイア・ドリンク、クレープ(チーズ、チョコレート味)、水、ジュース、ビール、炭酸飲料水、焼トリ、カキ氷、日語学校より図書室の古本の無料配布があった。
2025年2月22日グァタパラ文化協会の総会に付いて
新田 孝二
昨年も借地料金額が約700.000,00レアイス有りました。毎年借地料があると言う事は運営上ありがたいことですが、タレントで日本の予備校講師で有名な林修(はやしおさむ)氏が「お金は使い方によって計られる恐ろしい物差し」と言う名言を書いていたのを思い出した。今年の予算案で借地料の約半分以上400.000,00レアイスが公民館改造費に使われる。私たちにとって会館が立派になることはいい事です。と、同時将来この恵まれた資源をどのように投資をするかと言った意見はなかった。
将来の投資について私の意見を述べてみると、始めに近隣都市の日本人会、ブラジルの社会情勢がどのように動いているか、社会の仕組みがどのように組まれているか、出来るだけ知る必要があると思う。何故ならお金の使い方を誤れば次世代に付けが回ります。
イギリスのオックスフォード大学卒日本経済学者成田悠輔(なりたゆうすけ)がTV討論でも言っています。
現在あらゆる情報が携帯やTVから入りAIのお陰でたくさんの勉強方法や教材、コミュニテイで世界の人々と勉強会が出来ます。しかし、自分に基本的なものがない人は、勉強会になりません。
基本とは何かと言うと、自分の意見を持つことだと言っている。じゃ自分の意見とはどうして付けるかと言うと難しい。
みんな生まれた環境が違い、性格や教育環境、自然の法則がそうだからと言って諦めていませんか?
私が、総会で何でも自分で記録を取りなさいと言ったのは、何処の部にも勉強材料があるからです。生意気な事を言っているように聞こえたのでしょうが、文協役員をしていると多くの人や近隣都市と接触があります。その人達と会話する機会が増えます。インタネットの情報は他人の意見ですので雑談にはなるが、独自の意見がないと交流に役立たないのです。大学受験でも言われています、自分で身に付けたもので評価されます。
私達の決算書訂正が総会資料に掲載させました。計算違いで横領していないのなら、監事会で解決できるはずです。欠点を見付けて虐めたいのでしょう。後継者にこの様な見せ付けをしていいモデルに成らないと思います。
文協がモンブカ湖畔周辺のブラジル住民のことで、何か手伝えることが無いか、もう一度相談してみる必要があります。何故なら移住した当時、私たちに対して住民が大きな差別をしなかったから、今の移住地があると思っています。
移住地では、まだ日本語を求めている方々が五十人以上も居ると思うし、グァタパラ新聞で移住地内の出来事を知るものである。
ここ数年は日本語版の新聞を必要と思うし、先輩方への配慮とも言える。
また、日本字を読めない人でも関心のある方は、携帯電話で記事を写し翻訳に掛けるとポ語に訳すことが出来る現在である。
訃報
B/C区在住の大津まさえ(享年95歳)儀、1963年9月10日着伯第17陣、茨城県
西茨城郡友部町出身。
2月10日、リベロン市ウニメジ病院入院中、手当の甲斐なく午後4時50分頃永眠されました。翌、2月11日午前10時より自宅において告別式を執り行い後、移住地内モンブカ墓地に埋葬致しました。
ご逝去を哀心よりお悔やみ申し上げます。
御礼
亡母、大津まさえ(享年95歳)儀は、去る2月10日病院において永眠いたしまして、翌日自宅にて告別式を執り行い移住地内モンブカ墓地に埋葬いたしました。
葬儀に際しては、ご多用中のところ村の皆様の参列、ご会葬いただきましたうえ御鄭重なるご香典、弔辞誠にありがとうございました。
「生前の母が色々とお世話になりましたこと、母に代わりまして心から厚く御礼申し上げます。」
2025年2月
喪主 大津 敏一
親族 一同
なお、勝手ながら香典返しの儀は略させていただき、寸志をグァタパラ文協、長寿会に寄付させていただきました。
倒木
夕立がこの頃続けてあり、時には強風を伴って荒れている。
2月25日の夕立も強風で、本部周辺の立木の枝が折られた。文協裏側の街路樹紫イッペーが根刮ぎ、強風で架設されてる高圧線を巻き込み電柱を折り、日語校舎の横のブロック壁側に倒木し、塀と校舎のスレート屋根が破損していまう。この紫イッペーは台所横にあったファベロの大木を切る際、イバマ(国立自然環境保護院)から代替に植樹させられた木である。自然災害が火曜日であったので、授業もなく子弟への被害は幸いに免れた。
俳句 グァタパラ俳句会
天空を奪いし雲の峰弾け 脇山千寿子
茄子漬け色よく染まり食進む 林 みどり
茄子植えて無農薬にはほど遠く 脇山クララ
夏痩せやスマート自慢してる人 小林 敏子
夏やせの食欲なきの迷い箸 高木美代子
夏痩せし体小さくなりにけり 菅原 治美
ナス植えて年金暮し板につき 近藤佐代子
夏痩せも縁なく過ぎて老いにけり 富岡 絹子
老いて尚夏痩せ知らず鍬を振る 田中 独行
〔次回兼題〕色鳥、草の花、秋の声、当季雑詠
【編集後記】
先般の総会で、文協関連記事が少ないと言われた。文協サイドからの知らせが少ない為と説明すると、自分の足で記事を取れと言われた。最初に編集を引き受ける時、自分は身体障害者で特に足で歩く事が思う様に成らないが、それでもよければと引き受けた。これを今度求められた為、今月号を持って筆を折ることにしました。
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