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グァタパラ新聞2024年6月号

6月の後半からずっと雨で、1週間の内晴れるのは1日あるかないか。明日はその梅雨の晴れ間にあたるので、洗濯物を一斉に干します。グァタパラ新聞6月号をご紹介します。



文協第三回定例役員会 2024.5.4

 

協議事項


一、4月30日、鈴木清彦氏に2,200,00レアイスでポルトンを売却する。

一、サンマルチーニョ製糖会社に、175haの5か年再貸地契約を行う。

一、サンマルチーニュ製糖会社が使用していた5,00haをテクノス社に貸地契約を取り交わす。

一、荒川美知太郎氏のウニメジ加入を許可する。

一、慰霊祭を6月9日に開催すると通知したが、サンパウロ日本国総領事が入植祭に訪問されることから、

  例年通り入植祭と同日7月9日に慰霊祭を開催と訂正する。

一、運動会の開催日を7月20日と訂正。3月2日の役員会では7月27日であったが、月日の間違いを

  お詫びしながら訂正。

 


筆の寄贈

 

 先般、設楽氏より昭五氏の遺品であった太筆と細筆数十本を、文協と日語学校へ頂いた。

 故設楽昭五氏には、長い間催し物のあるたびに看板を書いて頂きました。綺麗な書体で、それを称賛しましたら謙遜してか「綺麗ではあるが、筆字としてはまだまだ学ぶとこるがある」と言われた事があった。

 故人を忍ながら、ありがとうございました。


 

ハダール(スピード監視カメラ)

 

 この頃州道( S.P-255)を車で走ると、景観を遮る物のユーカリの立木がハーベスターで多く伐採され、今まで見られなかった光景が目に入る。グァタパラ耕地だった、移住地分割後の残り半分の農地々形の広大が遠方まで一望出来る。


 帰路メールレストラン前の高架ロータリーが目に入ったくると、運転への気が休む。その少し手前にハダール(スピード監視カメラ)が設置された事に気が付いた。少し前に州道路局が、数百コのハダールを設置するといった記事を目にした事を思い出す。


 中にはレーダー式オービスもあるといい、これはハダール前だけのスピード監視だけではなく、その前後のスピードも監視するという。


 またダミーもあり、ドライバーにスピードの注意を向けさせる目的で、ダミーとして設置が続けられているケースもある。


 その他に、車両ライト点灯走行が義務付けられ、違反車両には罰金が付けられた上に、免許ポイントの減点が課せられる。

 

ロインパルシアルモンテアルト新聞(グーグル翻訳機能使用)

 

 フジーニの歴史は、ブラジルにおける日本人起業家精神の無数の例と直接結びついています。


 移民の息子コウジ・フジタによって設立された同社は、現在トマトソースとコーンソース市場におけるブラジルの大手企業です。この成功した企業に、グァタパラ農事文化体育協会(S.P)から30人の訪問者に動機づけました。先週の土曜日、4月27日、一同はモンテ・アルト(S.P)にある同社の本社を訪問し、現在ニネリ家とともに会社の経営を共有しているフジタ家によって始まった起業家精神の歴史を間近で見ようとして訪れた。


 モンテ・アルト市の観光局長レナン・ペトラッソ氏との共催で開催されたこの集会では、協会の参加者等を同社施設のガイド付きツアーに参加し、食品生産プロセスに少し学び、その上現場を視察することができた。Fuginiが製品の準備、梱包、保管の各段階で適用するすべての安全性と品質を徹底してます。


 感動的な旅

 フジタ・コウジが経験した起業家としての道は、日本植民地にとって誇りとインスピレーションの源です。モンテ・アルトの小さな農家で生まれたフジタさんは、家族がタマネギ栽培で生計を立て、数年後の80年代には地域のタマネギ王として知られるようになり、活動を多様化することを決意しました。グアバ工場を開設し、1996年にIndústria Fugitaが誕生しました。この会社が6年後にフジーニと呼ばれることになります。


*モンテ・アルト市営公園内

       長寿会員26名参加

       資料提供 新田 孝二

 


迷惑電話

 

 この頃、皆共々に一日数回の迷惑電話が入ると思う。


 しかし、この方の場合あまりにも多くカスハラ(カスタム・ハラスメント)とも言える量である。月曜~金曜日の午前8時30分頃から始まり、午後8時30分頃まで。そして、土曜日は午前8時30分から午後2時30分頃まで迷惑電話が入る。


 18日間を合計すると369回の着信。あまり多いので携帯電話をバイブルにしている。この迷惑電話、固定電話からは3~4回程であり、残りは携帯電話でその殆どが016の局番であり、その上電話番号も次々と違う。


 話を受けたが、どの様な方法をもって禁止が出来ないかと思う。ご存じの方が居りましたら、一報頂けたら幸いです。

 


 マラクジャ(パッション・フル—ツ)


 昨年マラクジャの果実を2個頂き、その種子を蒔くと近日黄色に熟した果実が次々と落下し、毎日のようにジュースにしてその味わいをたのしんでいる。


 グーグルでパッション・フルーツと検索すると、大変健康的な果実であることが記されているので、簡単に掲載してみる。


 花の形状が十字架にかけられ処刑されたキリストの姿に似ていることから「パッション・フラワー」と呼ばれ、その果実であることから「パッション・フルーツ」と呼ばれるようになる。南米原産で和名はトケイソウ、学名:Passiflora Caerulea.


100g当り:エネルギー67kcal 水分82g β—カロテン1100μg ビタミンC16mg 

      カリウム280mg 


・カリウムは、体内の電解質のバランスを保ったり、血圧を調整したりする働きがある。不足するとバランスを保てなくなるだけではなく、食欲がなくなったり、脱力感を感じたりすることがあるため、意識して摂る。成人の一日当りの推奨量は350mg。


・β—カロテンは活性酸素の働きを抑制する働きを持つビタミン。色の濃い野菜や果実に含まれる。体内で必要に応じてβカロテンからビタミンAに代わる。そのため、ビタミンAと同じように皮膚や粘膜を健やかに保つ効果も期待出来る。また、糖質や脂質の代謝に効果のあるナイアシン、健康な毛髪や精神安定に効くとされるビタミンB6、動脈硬化やある種の貧血予防に効果がある葉酸も多く含まれる。その他に、強い抗酸化作用を持っているため、遺伝子の損傷を抑制する作用があり、ガンの予防にも有効。


・パッション・フルーツに含まれる葉酸は、胎児の発育に必要な栄養成分の一つで、妊婦が一日当り480μg必要。フルーツ100gに86μg。


 また、体内の余分なナトリウムを排出する働きを持つカリウムは、むくみへの軽減効果も期待出来る。ほかにもβ—カロテンなどビタミンAが多く含まれ、植物性のビタミンAは動物性とは違って過剰症のリスクも低い、ビタミンCも豊富。


 パッション・フルーツの種には、ポリフェノールの一種であるピセアタンノールが豊富に含まれる。ピセアタンノールの抗酸化作用によりコラーゲンの生成促進やメラニンの生成抑制効果が期待できるため、美容に力を入れたい方は、出来るだけタネは取り除かず、ジュウサーにかけて一緒に取り入れると良い。

特に血液の生成や細胞の成長に関わる「皮膚や粘膜の健康を保つ」コラーゲンの生成を促進する。


 実の重さはまちまちで、一個80g程度のもので食べられる部分は15~25g程度。一日当りの果物の摂取目安量として200g位を推奨。これを踏まえると、80g位のパパッション・フルーツなら10個前後食べられる計算になる。


 加熱調理すると、効率よく摂取できなく栄養素も出てしまい、最大限に摂取するには生のまま食べるのが良い。


・トケイソウの葉や茎には、シアン化合物やアルカロイドなどの毒性成分が含まれる。人体に害はないが、家畜が誤って食べてしまうと危険な可能性がある。*グーグロ参照



ローマ字ルール改定(既報記事)

 

 ローマ字のルールの見直しは70年ぶり。英語のつづりに近い「ヘボン式」が浸透していることを踏まえ、2024年度以降に本格的に議論する。


 国は1954年、内閣告示で「一般に国語を書き表す場合」は訓令式を用いると定め、ヘボン式は限定的に使うとした。学習指導要領も小学三年の国語で、ローマ字について内閣告示を踏まえた学習をするよう求めている。だが世の中では、ヘボン式の方が広く使われている。パスポートや道路標識にヘボン式が採用されるなど「訓令式が十分に定着したと言えない」とした。


 ローマ字のつづり方は主に、母音と子音を規則的に組み合わせる「訓令式」と、英語の発音に近い「ヘボン式」がある。「し」は訓令式では「SI」、ヘボン式では「SHI」となり、例えば「渋谷」は「SIBUYA」(訓令式)、「SHIBUYA」(ヘボン式)となる。しかし、ヘボン式は「小野」と「大野」がどちらも「ONO」となり、音を伸ばす長音の表現が定かではないなどの課題もある。

 

 

埋草・同窓の回想録・記録編

 

グァタパラ小学校三年生(1984年度)から四年生へ


・上野真史 親の出身県兵庫県丹波市 生年月日1974.10.11(妻・エライネ)

 グァタパラ市内在 数学教師 一女あり。

・新田裕次郎 親の出身県島根県邑智郡瑞穂村 生年月日1975.10.30 死亡。

・ジョエル・ベネジット・オリベイラ 

・古田和之 親の出身県長野県小県郡和田村 生年月日1973.3.27 日本在 就労。

・パウロ・セザル・アマンシオ 

・白水伸祀 親の出身県佐賀県伊万里市大川町 生年月日1974.12.31(妻・美和グァタパラ在 

 花卉販売業 二男一女あり。

・新田大士 親の出身県島根県邑智郡瑞穂村 生年月日1975.3.22(妻・小百合バイア州在 

 農業技師 一男一女あり。近年ブラジリア在。

・近藤久里子 親の出身県神奈川県相模原市麻溝台 生年月日1976.1.29(現姓・佐野

 サンパウロ市在 州弁護人 一男四女あり。

・栗原伯美 親の出身県千葉県野田市 生年月日1974.6.21 日本在。

・ベアトリス・ドニゼッテ・ソアレス 

・マイラ・マダレナ・カストロ 

 

グァタパラ小学校三年生(1985年度)から四年生へ


・アドリアン・デ・オリヴェイラ 

・茂木繫明 親の出身県山形県北村山郡大石田町 生年月日1976.11.11 

 日本在・千葉県成田空港 就労 近年ブラジル在、スタッフ業。

・田中充 親の出身県長野県木曽郡山口村 生年月日1976.3.11 ブラジリア在 農業。

・脇山二郎 親の出身県佐賀県東松浦郡唐津 生年月日1976.12.27(妻・あけみ)

 モジ・ダス・クルゼス市在 自動車販売店勤務 一男あり。

・入田和大 親の出身県長野県上伊那郡中川 生年月日1974.7.18 (妻・ナイアラ)

 移住地保健所・歯科医 一男一女あり。

・長谷川真人 親の出身県千葉県佐倉市南臼井 生年月日1975.11.2 奥地で日系商社社員。

・川崎栄治 親の出身県佐賀県佐賀郡東与賀町 生年月日1975.2.2 日本在 就労、近年移住地在。

・小林広且 親の出身県長野県東御市 生年月日1976.11.5(妻・由美)二男一女あり。

・ジョエル・パシル 

・香川タカヒロ 親の出身県島根県邑智郡石見町中野横引 生年月日1975.12.27(妻・サユリ)

 クラヴィーニョス市内でレストラン経営、二女あり。

・新田利恵 親の出身県島根県邑智郡瑞穂村 生年月日1976.4.13(現姓・憑子(たのし))二男あり。

・佐々木愛 親の出身県島根県浜田市三隈町 生年月日1976.7.28 数年前リベロン市在

・吉岡晶子 親の出身県岡山県都窪郡茶屋町 生年月日1976.4.7(現姓・エルミニオ)養業 

 移住地在 一男一女あり。

・クリスチナ・レジナ・ヴィエイラ 

・多田澄香 親の出身県山形県東村山郡山辺 生年月日1976.9.24 リベロン市在マサージ士。

・中島寿枝 親の出身県長野県南安曇郡穂高 生年月日1976.3.31(現姓・金子) 

 日本在・千葉県 一男あり。

 

グァタパラ小学校二年生(1985年度)


・川上喜三 親の出身県長野県大町市 生年月日1977.9.13 グァタパラ在 請負業 二男一女あり。

・川上将司 親の出身県茨城県水戸市酒門 生年月日1977.6.28 日本在 就労 一男あり。

・アパレシダ・ヴィアナ・デ・カストロ 

・上田秀樹 親の出身県島根県邑智郡石見町 生年月日1977.7.11(妻・アドリアナ)ブラジリア在

 消防士・少尉、一男あり。

・脇山雄貴 親の出身県佐賀県唐津市半田 生年月日1977.3.9(妻・タリッタ)リベロン市在。

・ルイス・カーロス・アマンシオ 

・マルセロ・ダ・シルヴァ・ソアレス 

・上野剛史 親の出身県兵庫県丹波市 生年月日1976.3.13 

 モジ・ダス・クルゼス市で鑑別士後、グァタパラ在。

・佐々木新 親の出身県島根県浜田市三隈町 生年月日1977.3.1(妻・クリスティー)

 日本在・神奈川県 就労 一女あり。

・アドリアナ・アウシリアドラ・ソアレス 

・アンドレイア・アパレシダ・ソアレス 

・大塚忍 親の出身県岡山県真庭郡勝山 生年月日1977.7.18 日本在。

・杉本美和 親の出身県岡山県児島郡灘崎町 生年月日1977.4.22(現姓・白水) 

 グァタパラ在二男一女あり。

・脇山・久保玲子 母親の出身県島根県那賀郡弥栄村 生年月日1977.7.15(現姓・蔵前)

 パラナ州在、近年グァタパラ在 一男一女あり。

・直原咲子 親の出身県岡山県久米郡中央 生年月日1977.8.31 ピラール・ド・スール市在 

 二男あり。

・渡辺恵理 親の出身県茨城県つくば市大字小野崎 生年月日1977.3.13(現姓・ソーヘン) 

 サンパウロ市在 米州開発銀行員 一女あり。 

・中塚弘子 親の出身県長野県下高井郡中野 生年月日1977.5.2(現姓・堀) 一男二女あり。

・小島香織 親の出身県静岡県伊豆の国市浮橋 生年月日1977.1.4(現姓・福嶋) グァタパラ在 

 市内登記所職員 一男一女あり。

・斎藤としみ 親の出身県山形県村山市楯岡 生年月日1976.5.1

・ルシネイア・ドニゼッテ・ピント 

・ロジメイレ・エルミニオ 

・小林里絵 親の出身県長野県東御市新張 生年月日1977.11.9(現姓・石田) 一男あり。

・ルシネイア・ペトロシ 

・ロザンジェラ・アパレシダ・フランシスコ 

 

1988年度卒業生(聞き取り調査)


・近藤和彦 親の出身県神奈川県相模原市麻溝、生年月日1978.2.27(妻・千里)サンパウロ市在 

 自由業 一男あり。

・新田広三 親の出身県島根県邑智郡瑞穂、生年月日1978.3.6(妻・聡子)日本在 一女あり。

・吉永隆之 親の出身県佐賀県西松浦郡西有田町 生年月日1978.5.28(妻・かおる)グァタパラ在

 養鶏業 一男一女あり。

・大塚巌 親の出身県岡山県真庭郡勝山 生年月日1978.9.29 日本在住 就労。

・田中雅行 親の出身県長野県木曽郡山口村 生年月日1978.12.25 サンパウロ市在 

 コンピューター関係会社々員。 

・上野百合香 親の出身県兵庫県丹波市 生年月日1978.2.1(現姓・細谷)日本在・秋田県 

 一男あり。

・渡辺清美 親の出身県茨城県筑波郡矢田部町 生年月日1978.3.2(現姓・ロドリーゴ) リベロン市在

 一女あり。

・多田美穂香 親の出身県山形県東村山郡山辺 生年月日1978.4.10  アマゾン州マナウス市 

 進出企業社員。

・落合美香 親の出身県島根県飯石郡掛合町 生年月日1978.10.7 カジュル市在。

 


俳句 グァタパラ俳句会

 

空色と海色を背に秋の鯖    近藤佐代子


咲き初めし太き街路樹秋高し  田中 独行


荒れはてし廃家の庭の草紅葉  富岡 絹子


少年の夢は大きく秋高し    脇山千寿子


秋鯖を干して焼いて食進む   林 みどり


呆け防止の薬あるとか秋高し  高木みよ子


秋鯖をみそで煮込んで舌づつみ 脇山クララ


草紅葉踏まれることを物とせず 菅原 治美


〔次回兼題〕冬暖し、冬薔薇(ふゆそうび)、木葉髪、当季雑詠。



【編集後記】


 数ヶ月振りの降雨で、枯れ込みが増してセピア色していた草木も少し緑色を取り返した。その数日後、今年一番の寒波で一気に冬支度するが、それでも昼前には上着も取れる。神経を痛めている自分には寒さが一番こたえる。


夕暮れ羊を小屋に入れるのだが、寒さで歩が進まず、そのままに放している。


 早蒔きの白菜が、先週までの暑さで結球したものがひらき出したので、あちこちに配るが、やはり異常気象で秋野菜作りが厳しくなった。チンゲン菜は農事部が種子配布の二日後に蒔いたが、やたらに伸びてしまい祭りまで持たない。

 

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