グァタパラ新聞2023年9月
- 2023年10月1日
- 読了時間: 13分
更新日:2023年12月27日
ブラジルの林良雄さんからグァタパラ新聞9月号が届きましたのでブログを更新します。林さんが暮らすグァタパラでは9月で40℃の灼熱の猛暑だそうです。日本も私の住む関西では、10月になるというのに30℃を超える日々が続いています。地球はどうなっていくのでしょうか??

アッセロラ
文協定例役員会 2023.8.5
祭典反省会
一、地方テレビに祭のアピールを茂木シゲ子さんに依頼した。
一、盆踊りの櫓を設置した。
一、演芸出演者やその協力担当者に感謝し食券を渡す。
一、舞台付近に行列が出来ない様につとめる。
一、子供達の遊べるスペースを作る。
一、来賓者の招待(総領事館、サンパウロ文協、JICA,県連等)を5年ごとにするなど。
一、ゲートボール場へ人々のアクセツすることを制限する。
一、祭時に文協の入場門にカタラッカの設置等。
第4回自由市場開催
8月20日の開催時の朝、久し振りに小雨が降り、僅かの動きでも埃が舞い上ったのを少しおさえてくれた。
第4回目の自由市場の出店は12店であり、17名が参加された。来客を迎えるテーブル、イスの借り代金は前回より半分の使用のため20レアイスずつ支払う。始まり前後は客足も僅かであった。最初の店にthryptomene ポ語でフロール・デ・ルア、和名はそのままでスリプトメネ、フトモモ科でオーストラリア原産であり、花言葉は恥ずかしがり屋、内気、市場が始まる前に売れてしまった。
今回も、各店の品々を重複しながら記す。フロール・ダ・ルア、ラン、花紫蘇、ジュタン、花の鉢、それを吊るす物、手提げ、手カバン、小物入れ、パリャ・イタリアーナ、味噌、ススピロ、甘ナットウ、摘み饅頭、揚げ饅頭、クリームコロッケ、シュウクリーム、ジロ、ミニトマト、南瓜、沢庵漬け、カス漬け、大根、白菜、パセリ、ネギ、小物入れ、カリントウ、鯛焼き、ゴーヤ(イボイボの無い品種)、蒸し饅頭、肉マン、のり巻きの輪切り、摘み饅頭、ワッフル、テンプラ、蜂蜜、カリントウ、塩ラッカ(おつまみ)、のり巻きの輪切り、茸の煮しめ、生シメジ、カレーライス、カリントウ、酢レンコン、ロッカンボール、カキモチ、甘ナットウ、甘ナットウ(ダイナゴン)、マンジョッカ・シュッピス、レンコン・シュッピス、手巻き寿司、寿司の詰合せ、刺身、ホットロール、焼きソバ、ギョウザ、焼きソバ、饅頭、ショーガ菓子、焼饅頭、ブリガデイロ、モランゴ・デ・ショコラッテ、おにぎらず、カリントウ(色々の味)、弁当、カキモチ、塩ラッカ、カリントウ、焼饅頭、蒸し饅頭、大福、モチ、ギョウザ、福神漬け、カキ氷、焼きトリ、飲み物(飲料水、ビール、水)パン、弁当(トリの空揚げ、卵、コロッケ、チクワ、混布巻き、のり巻き、卵巻き)、ポテトチップ、ミニハンバーガ、タコ焼き、ポン・デ・メール、綿アメ、ババルー、ピルリット、チョコレート、ガム等90品目前後の販売物であった。
加熱を必要とする食品店では、前回と同様にガスレンジが4ヶ所持ち込まれ、ATM決済機も同じ2ヶ所であった。
温暖化なのか
今年は例年より気温が高く、梅の実入りが20日程早まった。また、ニンニクの成長も何時もは葉が11枚位に成って枯れが始まるのに、今年は9枚で成長が止まったと言われる。2回目の白菜、チンゲン菜、大根等を蒔いたが、大根は早く成長し、白菜は結球から上りが早く中には葉が開き、チンゲン菜は早々に薹とうが立ってしまった。その他植樹して20年以上で一度一枝が二枝に成り花が咲いたが結実を見なかった茘枝れいし・ライチとも(ムクロジ科)が、今年は枝と言う枝に成り花が咲き驚いていると、友人からも同じ現状と言われた。
世界で温暖化が報告され、大気の温度が高くハワイ諸島、カナダ、スペイン、ギリシャ等で山火事が発生している。森林が燃え易い状態と言われる。
枯草でなくても火が付き易い状態のこの頃、野火には充分気を付けましょう。7月27日と29日に降雨があり、類焼の危険度は緩和された。
上申書
先般、ある人から上申書の作成を依頼された。サンパウロ日本国総領事館へ旅券の更申請をすると、この上申書を求められたと言う。
今まで、種々の書類を手掛けて来たが上申書の作成は2度目である。昨年1月に遺産相続の件で、神戸家庭裁判所へ郵送提出した書類の書式がわからず、その上郵便が止まっている中の出来事であった。当然リベンジを考慮し、グーグルで色々検索すると上申書も必要する様だった。そこで上申書の下書きを作成したが、その後当事者からもなんの知らせもなく、今年の5月に成って知らせがあり、神戸裁判所へ郵送した書類が届き、幾つかの書類が不足するが外国のブラジルとの事であることから受理され、相続権放棄が出来た。詳しい話は、今年の入植祭に訪れて報告して戴く。
しかし、今回の上申書は旅券についてであり、当事者から事情を伺ってから作成した。提出前に担当領事に電話を入れ、出来上がった全文を朗読して諒解を得る。簡単明瞭であるころが重要である。
スーパームーン(Supermoon)
月が地球の近くに来るために大きく、明るく見えるスーパームーンだが、地球からの距離は36万1,934kmである。地球から見て通常より大きく見える満月で、14%大きく約30%輝きが増す。8月には満月が2度あり、同じ月に2度目の満月を「ブルームーン」と呼ぶ。
スーパームーンは一般に、月が近地点と遠地点との間の距離の90%以上まで地球に近づいた時の満月を指す。
今年の2023年には4回の「スーパームーン」があり、中でも今回の「ブルームーン」が最大となる、8月30日がスーパームーンの見所。(グーグル引用)
埋草・続・同窓の回想録
強くなりたい・岩佐幸治
彼を知ったのが、藤山昭を通して学校の夏休みの3ヶ月間、空手に強くなりたいと言われたのが最初の出会いであった。
移住地の小学校に数年通い、後グァタパラへ4年位移転して居り、小学校はグァタパラ卒業。中学は2年間リンコン市へ通った。その後、移住地へ戻りイベロン市のオトニアール・モッタ校で高校まで通い卒業した。
高校一年半ばまで、私(編集者)が日本研修へ出掛けるまで同級であった。彼は「私の学業に与えられたチャンスには、寄り道の留学などありえない」、その上何か訳有りで両親の事は殆ど語らす。どちらかと言うと笑顔、寡黙までとは言わないまでも口数の少ない友だった。
その後、ミナス州ウベルランジアの機械工学科を卒業。この大学はグァタパラ移住地の守屋寿君も同大学出である。
卒業後、ゴヤス・プラナオトセメント会社、スコールビール会社、カエスビ(CAESB)会社を経て定年一男一女あり。高校以来再会して居らず音沙汰無しであったが、近年メッセジで約40年振りに交信があり、首都ブラジリア・アーザ・ノルテに在住。そして弟章弘君も同大学の同じ機械工学科卒で、現在サンパウロ市に在住、妻帯し一男あり。
帯取り(進級試験)
若くして早逝した門弟ですが、その遺族を慮りながら記したい。
最初の帯取り(進級)時、(黄、橙または赤、青、緑、紫、茶、6,5,4,3,2,1級)にこの帯色が私たち松濤館流で使用したものです。パウリスタ空手連盟では練習時間の度合いによって(帯取りの時、本部に練習時間も報告する)各級の帯取りに挑戦出来ますが、私は手足の動き方、形などを求めて採点で各級を与えましたが、相良師範から1回の帯取りでは最高3級(緑)までと知らされておりました。最初の部員はすでに梶野青年から指導されており、技量もほどほどにありましたのでそれを考慮しながら級を与えましたが、その中でも抜きん出ていたのが、孝太郎、大士、裕次郎等でした。最初の帯取りのため、殆どが肩に力が入り過ぎて動作が少し堅く、ぎこちなさが現れていました。この3人を注意深く、繰り出す各動きにポイントを付けてゆき演武で空手で最も大切な中段追突きがその3人中、裕次郎が一番滑らかで寸止めがよく出来ており、2~3ポイント多く出していたため、緑帯取り得点ぎりぎりでした。孝太郎、大士の両人は僅かに不足し、その結果を大切にして最初のトップに緑帯を裕次郎に与えました。それを本当に喜び勇みうれしさの微笑みを浮かべ「先生ありがとう」と、はにかんでくぐもった声を出したのは若い子独特の照れも含まれていたようです。彼は空手の動きをよく理解していたので私も驚喜そのものでした。部員中ホープと期待し次回の帯取りには黒帯と思っていましたが、不幸にも交通事故に遭遇し大変若い年齢で早逝。事故現場に駆け付けましたが痛ましいさそのもので、哀惜の念に耐えなき止め無く落涙しました。この時の教訓を踏まえ「若い将来のある君たちだが、挑む時はベストを尽くしていただきたい」と事ある度に言い続けています。そして僅かに空手を取り入れたスポーツの新たな息吹をとらえた思いは、私のスポーツへの憧憬の強さでした。
もう一人若くして亡くなってしまった門弟ですが、幼い時から喘息持ちで、少し激しい動きをすると呼吸困難に至った甥の良一でした。普段は口で呼吸しているが、空手を始めたら鼻で呼吸することを指導しましたが、なかなか鼻では出来ず口を使ってしまっていた。体が弱いせいか気弱で、空手の決めを加える時でも相手を真直ぐ見据えず、何時も目をそむけて居りましたのでたえず注意を与え、「強くなる為にも勇気を振り絞り相手を見据えなさい」と言い続けました。相手に正対せず角度をつけて見る人は、根がはにかみやなんだと言う話を聞いたことがある。また色帯を締めるようになると、不応なしでも組手をこなさなくてはならないし、昇段試験では少なくても3名の黒帯と組手をこなし勝ち込まねばならない。喘息に勝つためにも、もっと元気になれと言ったものです。ニコニコ坊やと異名があるほどニコニコしていた甥でにっこり笑うと、きれいに整った白に歯並びを覗かしたが、空手の技量はほどほどでした。若くして天昇された門弟の御冥福を祈ります。
乱杭歯(らんぐいば)とオス
歯の丈夫差は日本人の方が断然強いのですが、日本人の乱杭歯が現在でも相変わらず多く見掛けます。このブラジルでは、十数年前から乱杭歯の歯並びを矯正する金属製の器具を歯に取り付けている若者を多く見掛けます。空手部員も御多分に洩れず着用しはじめたので、事故発生予防にマウス・ピースの着用を勧める。私自身が空手の習いはじめに、上段蹴りをあごにまともに受け、自分の歯で下唇の下側をかみ抜き数針縫っているため、大会でもマウス・ピース着用は義務付けられていたのでこの機会に勧める。
しかし、おじょう様空手を披露してくれる私の次女と雫田のさっちゃん「あのう、空手を練習しているんですが!」と言いたくなるほどやさしい空手。そして気合の方は私たちの腹の底から出すしわがれたオスに比べ、ハイに近いオスで女子のオスを慮る。
組手を求めると「先生、プロテットール(マウス・ピース)を忘れたのでパス」矯正器具を見ると、ムリも言えず「では次回」、ここでオスを返すのですが、「ハーイ」なかなかオスに抵抗を感じて改まらなかった。この部員たちに限らず近年の若者の語法の特徴であるらしいが、疑問符を付けずに質問する「先生、空手の返事はオスではなくハイではだめなんですか」、挨拶や返事だけのオスではないので、やはりオスで返してほしいから発言の末尾に疑問符をつけ加えて、「オス」で答えるよう指導するが、女子部員の「ハーイ」と伸びる返事がなかなか改まらない。
押忍(オス)
空手の挨拶の「押忍」には諸説があり、元々「おはようございます」が簡略化され「お」と「す」が残り、そこに「押して忍ぶ」(自我を抑え我慢する意)「押忍」となったといわれている。
この同窓の回想録を編纂したのが2013年8月、その後幾ヶ所か加筆する。
多くの日本就労者がある中、神奈川県鶴見(横浜市北東部の区)、京急鶴見駅を下車し架橋を渡ると、付近はラテン・タウンといわれ商店街の道両側は南米を模様したレストランや雑貨店がところ狭しとし櫛比しっぴし、褐色肌の南米出身者が多く往来する。また静岡県浜松市には当地出身者が多い所です。
女性の多くの人々は嫁がれるので、生れた所より産んだ場所で逆境にもめげず強靭な精神で根差されると言われますが、御多分に洩れず同窓生中女性の皆さんも男性より外部へ、特に両親または自身の祖国に嫁がれた人が多いです。男性でも大半の二、三男坊の人々は当然外部に自分の生活場所を見出されて居ります。それが最も日本就労に多かったが、近年ブラジルへ帰って来ています。
資料編(注釈含む・敬称略)
第2回グァタパラ小学校卒業生(1966年度)この年度は前述してあるので氏名と注釈。
斉藤 長一、樋口 秀夫、多田 博、清水勇、新田 築、新田 孝二、高木 雅治、植田 修光、
菅原 良一、新田 良治、横木 静郎、脇山 昭治、多田 孝、野林 隆、上田智幸、真名子 敏行、
林 千恵子、見尾 淳子、石田 喜美、大塚 紀美枝、鈴木 喜久子、清水 京子、白石 京子、
寺内 美恵子、石田 美喜、岡田 美智子、田中 信子、植田 純代、雫田 佐智子、小林 富江、
植田 敏江、吉岡 康子、藤山 容子、菊池弓子、小林 由利子。
35名の卒業生。その内移住地在住は13名(2013.8月現在)
・斉藤 長一 グァタパラ在住、養鶏業、一男三女あり。
・樋口 秀夫 グァタパラ在住、養鶏業、二男あり。 *2023年死亡。
・多田 博 グァタパラ在住、養鶏業、一男四女あり。
・清水 勇 グァタパラ在住、養鶏業、一男あり。
・新田 築 グァタパラ在住、養鶏業、三男一女あり。
・新田 孝二 グァタパラ在住、養鶏業、三男あり、ただし一男死亡。
・高木 雅治 グァタパラ在住、花卉販売業、一男二女あり。
・植田 修光 グァタパラ在住。
・菅原 良一 サンパウロ市在、二女あり。
・新田 良治 日本在・愛知県、一男一女あり。
・横木 静郎 サンパウロ市在。
・脇山 昭治 グァタパラ在住、商業、三男あり。
・多田 孝 サンパウロ市在、後年岳父のフンシャールでウズラ飼育。
・野林 隆 ブラジリア在。
・上田 智幸 サンパウロ市在 一男一女あり。
・真名子 敏行 死亡 二男二女あり。
・林 千恵子(現姓・木村) グァタパラ在住、一男二女あり、ただし一男死亡。
・見尾 淳子(現姓・田本) 日本在・愛知県、二男一女あり。
・石田 喜美(現姓・大野) グァタパラ在住、三男あり。
・寺内 美恵子(現姓・佐藤)サンカーロス在 死亡 一男三女あり。
・石田 美喜(現姓・田中) グァタパラ在 二男あり。
・岡田 美智子(現姓・阿部)日本在・茨城県、二男一女あり。
・大塚 紀美枝(現姓・斉藤)サンパウロ市在。
・鈴木 喜久子(現姓・新田)日本在・愛知県 死亡、一男一女あり。
・清水 京子(現姓・横木) サンパウロ市在、三女あり。
・白石 京子 エスピリト・サント州ビトリア市在。
・田中 信子(現姓・三島) 両親がコチア街道50キロ地点へ移動。
・植田 純代(現姓・脇山) グァタパラ在、三男三女あり、ただし一男死亡。
・雫田 佐智子(現姓・岡田)サントス在、介護士、二男一女あり。
・小林 富江(夫鈴木洋吾氏死亡・再婚・渡辺) ブラジリア在。
・植田 敏江(現姓・高木) グァタパラ在、一男二女あり。
・吉岡 康子(現姓・太田) ジュンジアイ在、三男一女あり。
・藤山 容子(現姓・町田) サンパウロ市在、一男三女あり。
・菊池 弓子(現姓・井出) タイウーバ在、死亡、一男二女あり。
・小林 由利子(現姓・友谷)日本在。
赤ちゃん誕生
A区在住の藤山実氏長男・実男・ハファエル、イヤラ夫妻に長女・小桜織(さおり)ちゃんが7月12日に誕生致しました。おめでとうございます。
俳句 グァタパラ俳句会
気がねなき老友と語るや厚着して 高木みよ子
身をすくめ凍星仰ぐ通学児 田中 独行
牛鍋の葉野菜我の菜園 脇山クララ
すきやきも今宵は一人それも乙 菅原 治美
又一人天に召されて星凍てる 近藤佐代子
牛鍋に舌鼓打つ今宵かな 林 みどり
凍星に世界の平和祈れども 富岡 絹子
きのう着た上着何処へ厚着かな 脇山千寿子
〔次回兼題〕春、鳥の巣、水洟みずばな、当季雑詠
【編集後記】
雑用に追われている時にコンピューターの作動が止まってしまった。グァタパラの修理屋に持ち込むと、埃で電源のトラブル。先週、隣の畑で砂糖キビの収穫。家横の農道を砂糖キビを運搬するトラックが、あたり一面先が見えぬ程の砂埃を巻き上げること2日間。埃を落としていただくと作動するが、どこかおかしい。兎も角グァタパラ新聞作成を終える事。
コメント