グァタパラ新聞2023年1月
- 2023年1月22日
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更新日:2023年11月3日
私の住んでいる芦屋市では、年の初めに芦屋市内にある6つの神社を参拝する芦屋睦の宮詣(むつのみやもうで)があります。今年のお正月はゆっくり過ごせたことから6つの神社を巡り、家族仲睦まじく社会が平和であることをお祈りしました。
さてブラジルの林良雄さんからグァタパラ新聞が届きました。ペレの訃報を記事にされるところは、サッカー王国ブラジルならではの話題だなぁと思います。今年も健康で新聞を継続されることを願っています。

初咲きのあやめ
2023年新年会祝賀会並びに成人式
2023年元旦、初日の出は5時49分で、地平線付近に僅かな筋雲が棚引いていた。 農道を降雨量の多量で大きく破損させた長雨後の、久し振りの快晴清澄な青空であった。
農事文化体育協会主催の新年祝賀会並びに成人式場の中央公民館入口には、恒例になった門松が見事な出来栄えで左右に飾られてあった。舞台上の中央に机が置かれ、明るい色の生花が活けられてあった。
10時少し過ぎ、高木副会長による登壇者の案内があり、3名の各組織の代表、6名の成人者が案内された。この頃の出席者は約110名、女性38名、またマスク着用者22名であった。
伯、日両国歌をCDに合せて斉唱。茂木常男当文協会長の新年の挨拶から始まり、祝辞を田中万吉長寿会長代行、吉岡美津子婦人会長から戴いた。
文協より成人者への記念品贈呈があり、男性四名と女性二名で、その内一人は橙色をふんだんに取り入れた菊模様の振袖であった。成人者の「答辞」はポ語であった。
今年度の成人者 阿部ヒロイト・オタビオ、池津朋美・マリア・ラウラ、カイオ・エンリケ・ヴィエイラ・デ・アラウジョ、川上エイキ・ジョアン、田中紀行・ルッカの各氏。
1月1日の歌を田中万吉氏の指揮で出席者全員で歌い、高木副会長から式典終了が告げられた。今年の成人者の記念撮影は、舞台上で撮影される。また、祝賀会の開会は清水勇監事長の乾杯、サウデ、万歳の三唱の音頭で祝賀会となる。来賓者中も、当地の外部に出た子弟の出席者であり、他の来賓者は殆ど見掛けなかった。
新年の挨拶
グァタパラ農事文化体育協会 会長 茂木 常男
皆さん、新年明けましてお目出とうございます。
長く続くコロナ禍の中、2023年を皆さんと共に無事に迎える事ができました事を心からうれしく思います。 昨年はコロナ禍の中、グァタパラ移住地60周年の節目の年に当り、少しコロナ禍も治まって来ていた事でもあり、マスク着用を義務付け入植祭並びに収穫祭をおそるおそる開催しました。
すると、墓地での慰霊祭にはモアシール・シルバ大司教様が慰霊ミサを行って下さり、式典にはコロナ禍にもかかわらず大勢の来賓の方々のご臨席を賜り、それぞれ祝辞を頂きました。心配した展示会場も農産物や手芸品で一杯となり、皆様のご協力を大変うれしく思いました。そして、来場者は1日目よりも2日目と何処からこんなにと思うほどで、食べ物も早々に売れ切れてしまった店舗も多かったようでした。
そして、運動会も3年ぶりに好天に恵まれ、青年会の代わりに野球部の進行で楽しく無事終える事が出来ました。そして、そんなコロナ禍に追い打ちを掛けるように、ロシアのウクライナ侵攻が世界中に物価の高騰を招き、母国日本では防衛力強化を検討しなくてはならなくなって来てるようです。終りの見えない戦争に関る世界情勢が心配でなりません。そして、今日成人を迎えられた六名の皆さん、ご成人おめでとうございます。又、これまで育て来られたご両親の方々もお喜びの事と思い、おめでとうございます。
ご成人の皆さんは、今までご両親に守られて来ましたが、これからは皆さん一人々に直接義務と責任が生じます。健康に留意され、将来を担う人材となられる事をご期待いたします。又、皆さんは現在勉学やお仕事で普段はグァタパラに居ない人もいるかと思いますが、週末や帰省された時はどうか積極的に青年会等活動に参加して下さり絆を切らない事が大事かと思います。昔、リベロン・プレットの青年会長を紹介された時、中年のオジさんでびっくりしました。グァタパラも今になって見るとリーダーや会員も妻帯者(カザード)でも良いのではと思います。昨年の運動会や先日の紅白歌合戦は野球部が音頭を取り挙行して下さいました。移住地も日系人の人口が減少しつつある現在、青年も若い妻帯者も円満に協調仕合い一緒に活動すれば、移住地の活性化につながるのではないかと思い、私の私見を述べ新年の挨拶とさせて頂きます。
2023年 元旦
新年の挨拶
長寿会々長代行 田中 万吉
皆さん、2023年の新年明けましてお目出とうございます。
コロナ禍と、ロシアのウクライナ侵攻による物価の高騰など近年、かって無い激動の中、無事に新しい年を向えられた事を喜ばしく思います。 昨年は、コロナ禍が少し治まった中、文協では3年振りに、入植祭や運動会も無事に挙行できました。 長寿会ではその後、11月に成って例年ならば4回行う誕生会を、1回だけようやく行う事ができました。
いろいろな事を妨げた、新型コロナですが現在又、発祥の地中国で再発、その他の国でも再発蔓延している様で心配です。 長寿会では、未だ会長不在が続いていますが、今年こそは総会始め通常通り、年中行事が出来る事を願っております。
人生百年と言われる様になった現在、長くなった余生を元気で楽しく過したいところですが、ロシアのウクライナ侵攻はアメリカ等、ヨーロッパ諸国はウクライナに武器や弾薬を助勢しており、ロシアとロケット砲やミサイルの応酬をしています。
現在世界中で、地球温暖化防止対策として行く々はガソリン車ゼロにして電気自動車だけにしようとしている現在、ウクライナ侵攻で撃ち合っているミサイルは、電気自動車にして節約した炭素(排気ガス)、何百台分が一発で吹っ飛んでしまっているのではないかと思います。地球を守る為にも、祖先代々から授かった環境を、子供や孫達に残す為にも早く戦争を終わらしてほしいです。
そして、今日成人を迎えられた皆さん、それに御家族の皆さん、大変お目出とうございます。
成人者の皆さんは、選挙権や車の運転免許等いろいろな権利はもう、16歳や18歳で穫ていますが、20歳の節目としてグァタパラで成人式をして頂いた事を忘れず、強健な身体と豊な心を持って社会に奉仕、多大な貢献をされる事を期待し、本日の晴れの日を祝福申し上げ私の挨拶とさせて頂きます。
2023年 元旦
新年の挨拶
グァタパラ婦人会 会長 吉岡 美津子
新年明けましておめでとうございます。
ずっとコロナ禍にもかかわらず、皆様とこの新しい年を迎えられた事をうれしく思います。
昨年のグァタパラ六十周年には、婦人会もコロナ禍にもかかわらず活動を再開し、無事色々な行事を行うことができた事をうれしく思います。
昨年の2月24日には、ロシアがウクライナに戦争をしかけた事により、世界的な経済不振に陥っています。人間の欲のために爆撃でたくさんの人の命がうばわれて、建物が破壊されることはゆるしがたい事で、早く平和がもどる事を願わずにいられません。
今年成人式を迎えられた方と、ご両親、本当におめでとうございます。そして、育ててくれた親をうやまい、まわりの人をうやまい、そして平和な世代で夢と希望のある人生を送って欲しいと心からお願い致します。簡単ではありますが私の新年のあいさつと致します。
2023年 1月1日
文協の主な経過報告
・11月5日ー日語学校盆踊り。
・11月11日ー財務委員会。
・11月14日ー紅白の件、野球部とカラオケ愛好会で会合。
・11月18日ー財務委員会・リカルド弁護士も参加する。
・11月23日ー臨時役員会。
・11月26、27日ーヨサコイ・誠太鼓グループの忘年会。
・11月30日ーモジアナ・ミネイロ砂取り業者、8,223,12レアイス入金される。
・ 同 カマール砂取り業者、958,00レアイス入金される。
・12月2日ー財務委員会・リカルド弁護士も参加する。
・12月6日ーデドネ氏より貸地料、3,200,00レアイス入金される。
・12月7日ー3ヶ月毎の監査会。
第10回定例役員会 2022.12.9
【協議事項・報告・決定等】
水道委員会より
・11月中に、第5、第6号深井戸のカルキ投与装置の設置が完了する。また、青いプラスチッコ管は全部売
却出来る。
・12月7日に第2号深井戸のパイネルと配線が盗まれる。11月9日にも盗難未遂があった。9日に水道委
員会は第2号深井戸で盗難対策を協議していたら、突然寺内委員が卒倒し保健所に搬送。その後リベロン
市・ウニメジに搬送。経過は良好。
財務委員会より
・先日回覧した、3人の專従委員の件は色々な事情の変化により、相談して取り止めにする。
役員会
1. 新しいガス導管設置のため、考古学調査の許可を出すことにする。場所は現在デドネ氏(堤防外)に貸し
ている土地を通過する。さらに堤防に沿って黒沢氏付近で丘地に上り、州道沿いの北側に計画予定。サ
ン・カーロス~ブラジリアまでの延べ905km。
2. 農地申告の調整。
3. 第一号深井戸を登記所に書類提出したが、これを受け入れてくれない。測量に誤差があり、現在は道路側
が25mで、奥行き20m。以前地券に記載されてあるのは道路側20m、奥行き25m。修正するのに
6,000,00レアイスが必要となる。
4. 市街地のクァドラ4に注意があり、インクラへ出向いてたずねる。デスパンシャンテより注意があり、こ
の事は以前より連絡していたとのこと。
5. ジオ・ヘフェレンシャメント(地理参照)について研究する。現在は100ha以上に必要、来年
(2023年)11月より25ha以上になる。この書類がないと、売買、分割できないし、融資なども受
けれない。今のところ、ペナリダデ(罰則)はない。デスパンシャンテではその内、CCIRの申告に必
要になるかもと言われる。これに対し文協は全然していないので、する必要がある。
6. 鈴木清彦氏使用の貸地には、Coordenada Geografica((地理座標)が必要あり。
他
茂木常男氏より、子息の庄次君が現在準会員だが、来年より正会員になる申し込みがある。
2022年度日本語学校学習発表会並びに修了式
去る12月10日午後6時より、日本語学校では2022年度学習発表会並びに修了式が開催された。
教育員長の小林美紀・スエリ、茂木ヒサエ両氏による開催の挨拶、茂木文協会長の祝辞と続く。式典の司会を佐伯美智代さんが日伯両語で務め進めた。
【作品コンクール入賞者 】
B組 書道 銀賞 高木良・エッタン
〃 硬筆 銅賞 小林李瑳・マリ
〃 イラスト 銅賞 茂木ユナ・ナタリア
C組 書道 金賞 小林美月・マイリ
〃 〃 銀賞 福嶋永志・ルッカス
〃 マンガ銀賞 佐伯・池谷壇
〃 イラスト銅賞 山田ゆみ・メリッサ
D組 書道 銀賞 佐伯・池谷真依
努力賞 福嶋あゆみ・アリネ、佐伯・池谷壇、高木良・エッタン、福嶋永志・ルッカス、小林美月・マイリ、
小林李瑳・マリ、白水愛理・ヤスミン
2019年度日本語能力試験合格者
N5 佐伯・池谷 壇
N3 佐伯・池谷 真依
日語先生2名と太鼓・よさこいリーダーの人達に感謝の品々が贈られた。また、文協職員にも御礼をされる。
歳末助け合い運動
多くの品々をご協力戴きました。地元のモンブカCRASに届けました。ご協力ありがとう御座いました。
第46回紅白歌合戦
去る、12月23日金曜日夜、3年振りに中央公民館で開催された。紅組12人、白組12人中子供組が4人出場。また、アトラクションには婦人会、よさこい、誠太鼓グループ等が出演された。最終的に僅差で紅組が勝利し、対戦成績は紅組の22勝24敗となった。
サッカーの王様ペレー死去
2022年も押し迫った年の瀬の12月29日、サッカーの王様と言われたペレー(Edson Arantes do Nascimento)が82歳で死去した。結腸ガンで1ヶ月程入院していた。W杯ではブラジルを3度も優勝に導いた名選手であった。生誕地はミナス州トレース・コラソンエスで1940年10月23日である。
15歳からサントス・フットボールクラブへ入団し、17歳にはブラジル代表選手に選ばれる。通算1,366試合に出場し、1,283得点を記録する。ブラジル代表選手中で92試合に出場し、77ゴールをマークしている。そして、カルドゾ大統領政権ではスポーツ大臣を務める。晩年にマルシア・アオキ日系婦人と婚姻されている。
人物紹介
加藤 有里(ゆうり )
先般、東京農大卒先輩の近藤和彦氏を介して紹介される。
静岡県静岡市(旧清水)出身22歳。東京農大国際食農科学科3年在学中。
今年8月ピラシカーバ農大に、交換留学生として一ヵ年在学予定。東京農大とピラシカーバ農大の交換留学の歴史は長く、依然と交流が続けられている。
高校生時代に、アフリカのタンザニアへ半年語学留学をしており、海外への抵抗は殆どなく、どの様な劣悪環境においても特に休息、トイレ等にも何の抵抗感を持たない。タンザニアのその体験から、ブラジルの食べ物は何でも食べられる。そして、ブラジルの食価は安いイメージであったが、あまり日本の品物の値段とかわらず同じ位であり、そんな中でもポン・デ・ケージョは美味しく、フルーツはマンゴが美味。
実家は洋服店で一人娘であるが、農大では日本農業を学び、実習ではコンニャク、ジャム、パン等を販売までの加工を習得。入学時が丁度コロナ禍で半年遅れ、先生からの指導で日本の農業に向いており、水稲やラッカセイ等の栽培を学ぶ。
ブラジルの食べ物に関しては、菓子など極端に甘く最初は食べれなかった。米、フェイジョン、特にご飯はタンザニアも同じ様な作り方なので問題なく食べれた。ただ、たまには日本的な白ご飯も恋しくなる。
東京農大生は男女半々位で、科によっては女子学生の方が多い。
サンパウロ市の農大会との交流は少なく、ピラシカーバ大学生との交流が殆どであり、日本語を話す学生は数名で、最初は携帯の翻訳機能を使っての悪戦であったが、今では少し落ち着く。物怖じしないところが好感的であった。
訃報
10月12日、ソロカバーナ在住であった長谷川久美子(享年72歳・第13陣、佐賀県藤津郡嬉野・旧姓田中)さんが死去されました。後を追うようにして10月29日に久美子さんの夫にあたる長谷川等(享年75歳・第18陣・佐賀県伊万里市)氏が死去されました。長谷川清氏の次男であり、カジュルー在住であった長谷川俊二氏の弟にあたる方。夫人の葬儀の際、以前胃を手術され車イスで葬儀をされていましたが、夫人を追うようにして死去されました。
ご夫妻のご冥福を祈り、ここにお知らせ致します。
俳句 グァタパラ俳句会
春昼や会議の声の子守唄 菅原 治美
朝陽うけ庭の大樹は小鳥の日 高木 美代子
春昼の風のやわらぐ昼さがり 脇山 クララ
芹の香を少し加えて盛るサラダ 富丘 絹子
口笛で小鳥と会話す愛鳥家 脇山 千寿子
敬老会着物の着付けに四苦八苦 林 みどり
春昼や聞き流してる講義かな 近藤 佐代子
鳥の日や法に守られ人に慣れ 田中 独行
〔次回兼題〕露涼し、若葉、風車、当季雑詠む。
【編集後記】
4年振りに、メキシコ勤めの長男夫妻が帰って来た。メキシコ国の中心地よりやや南に位置し、グァナジャアト州の州都レオン(Léon de Los Aldama)、1576年1月に誕生して446年の歴史の刻まれた都市、海抜1,800メートル、人口約150万(1,436,733人)に駐在して居る。久し振りにメキシコの色々を聞く事が出来、食料品はこちらの半値。輸入税が掛からないので、日本品も安価であり、日本の企業進出も400社程で、日本からの板前も居ると言う。治安は悪いが、こそ泥は跋扈していなく、ここの様に些細な物取りや携帯電話泥棒などはいないと言う。ただ仕事などの効率は大変悪く、それを注意すると辞めてしまうと言う。
道横の団扇サボテンを見て、メキシコでは棘のある薄皮を剥いで食べると言う。ブラジルでも実は食べるが、サボテンを食べる食文化に驚く。貧困層が国民の約九割で、これらの主食はトウモロコシの粉砕した物と言っていた。だから米はアメリカから輸入したカリフォルニア米と言っていたが、これも高価でないようだ。
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